履歴書、エントリーシート対策と書き方

ES(エントリーシート)とは

就職活動の時期になると、企業はたくさんの学生の中からどの学生に内定を出すか選ばなくてはなりません。全ての学生と面接をするには時間がかかりすぎるので、就職希望者を前もって絞り込まなくてはなりません。そのための重要な資料となるのがES(エントリーシート)です。

 

エントリーシートでは、履歴書に書いてあるような大学名などの基本情報ではなくて、より詳しい個人の資質を探るような内容のものが多いです。企業によってエントリーシートの内容が違うので注意しましょう。

 

エントリーシートの内容には履歴書に似たタイプ、詳しく答えさせるタイプ、ある分野の知識を求めるタイプなど、いくつかのタイプがありますが、その内容によってその企業がどのような人材採用指針で採用を行っているかつかむこともできます。

履歴書に似たES

エントリーシートの内容が、大学名や出身地など就職希望者の基本情報が中心で、回答欄もせまいタイプの企業は、広い分野で多くの就職希望者を募集している企業に多いエントリーシートです。このような企業は面接でどれだけ自己アピールや志望動機がしっかりしているかということが重要になってきます。

 

また、このタイプのエントリーシートは、回答欄が狭くなっていることが多いです。それは、面接でそれを詳しく聞きたいということなので、エントリーシートで聞かれた内容は詳しく自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。なので、エントリーシートには詳しく書かず、簡潔に読みやすい文章を心がけましょう。

詳しく回答させるES

自己アピールや志望動機、長所短所などを詳しく回答させるエントリーシートは、面接をする前にある程度人数を絞っておきたいと考えている企業に多いタイプです。このような企業は応募する新卒者が多い大企業が中心です。

 

エントリーシートの次の段階の就職試験の重要なデータとなるので心をこめて書きましょう。このようなエントリーシートは回答欄が広く、たくさん書けるようになっていますが、たくさん書けばいいというものではありません。企業は、文章能力も見ていますのでわかりやすく理論的な文章を心がけましょう。

専門分野の知識を求めるES

このタイプのエントリーシートは、職種別採用や専門職を募集いている企業がほとんどです。大学で学んだことや技術について詳しく説明を求めてきます。理系の分野に多いのではないでしょうか。

 

このエントリーシートでは自分の学んだ知識を分からない人に説明しなくてはならない場合もあるので、誰にでもわかるような書き方を心がけましょう。大学生活を客観的に振り替えることも必要です。

 

なので、自分が就職を希望する企業はどんな採用指針かを見極めて、就職活動を行っていきましょう。

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